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復刻創世記日記(その2)

前回の投稿の続きです。

今回は18年2月から8月までです。

2018/2/18(4回目リハ)
ここはめずらしく、一週間のインターバルで次の練習だった。前回岩崎さんが途中で早退したため、前回やりきれなかった練習ができる機会にもなったし、自分がコピーしきれてなかったことを1週間のあいだに確認してこれてよかった。というか、The Musical Boxだけど、中島さんに教わったあとネットでも色々調べたけど、どうやら1弦~3弦まで全部F#にチューニングしてあるという情報が多い。まさか、そんな馬鹿な!と思ってたけど、ついにそれで弾く方法を説明してる情報をみつけ、やってみると・・・確かにできる・・・なんてこった!いったいどういう思考をしてるんだ!マイク・ラザフォード!(じゃなくてアンソニー・フィリップスか?)というわけで、ある意味その方法はわかったけど、そのチューニングをしなくてはいけない。とにかく12弦ギターというのはチューニングが大変だし、それを3弦の半音下げなら、まだわかるけど、2弦は2音半下げ・・・だいぶゆるいです。そして1弦は全音上げ!弦切れそう!そんな苦労をして弾いてみたところ、たしかに弾けるし、左手に無理もない。右手も多分できる。しかし、このチューニングをすると他の曲が全く練習できない。そんなわけで、すぐにチューニングはレギュラーにもどし、前回途中だったIn That Quiet Earth~Afterglow、Supper’s Readyのコピーもすすめておいて練習に挑んだ。

Dukeは前回もやったけど、まぁ、だいたいできる。そして、このころからやっと演奏中に他の人を見る余裕が出来てきた。岩崎さんのシンセだと思ってたものが松田さんのシンセギターだったり、という面白さもあり、人をみてると失敗してるのもよく分かるwしかし、みんなよくコピーしてるなぁ・・・さすが!で、難しそうなところが上手く行かない・・・という感じなので、練習すればうまくいきそうな感じで面白い。そして、このころやっといままでほとんど音がとれてなかったDuchessも音がとれたので、演奏してみてるけど、やはり音はわかってもどうやったらうまくいくかまだまだ研究の余地がある。
この曲に関しては去年から松田さんにどうやって弾くのかいろいろ教えてもらってたけど、それがついに全体像が見えてきた感じだ。とくにサビ以降のタッピングで弾いてると思われる部分があるけど、フレーズの変化をどうやればフォローできるのか、やっと方法が見つかった。しかし、12弦をタッピングするのは難しいし、コンプなどを持っていないので、クリーントーンで演奏してるとそれまでのアルペジオよりだいぶ音量が下がってしまうのが今後の課題かな。いやそもそも音量がちゃんと出ると弾けてない部分が目立つぞ・・・

あと、Turn It On Againの始まり、マイク・ラザフォード役の私が弾くことになるんだけど、最初の音だけスライド的に上がりながら入ることを教わった。確かに、そのこだわりは重要!
In That Quiet Earthもコピーしてるライブ盤だとマイク・ラザフォードの演奏はだいぶ適当で、どうしたものかわからない・・・本家のライブだとツインドラムの迫力で成り立つけど、コピーバンドの場合どうしたらいいものか・・・でもまぁ、これもタウラス+ギターからベースに入れ替わるというポイント以外はそれほど難しくない。ちなみに、今年に入った頃から家で練習するのにMIDIコントローラーを使って足鍵盤の代わりを練習していている。しかしこのMIDIコントローラー、足鍵盤の代わりをしたとき、下のCから上のBまでしかない。本物のタウラスはCからオクターブ上のCまであるので、つまり上のCが一つ足りない。ジェネシスの曲はフルにこの上のCを使うので練習するのに困る。とりあえず、足りない鍵盤はあるのを想定しながら、練習しておいて、スタジオで実機タウラスではじめて音をやるかんじになってしまう。でも、家で足の練習をしておけるのは良いかもしれない。しかしスタジオに行ってから気づいたことに、家だと座って弾いてるので、右足の上にダブルネックを置いてるため、鍵盤を左足で弾いてしまう。しかしスタジオに行くと立ってるので利き足の右足でタウラスを弾いてしまう。これからは家でも右足で弾く練習をしなければなのか。

さて、どの曲も8割程度のクオリティと言った感じでこの日にほとんど演奏することが出来た。さて、次はSupper’s Readyに挑むか、というところで、帰りの電車のなかで中島さんに面白いことを聞いた。Supper’s Readyの最後の部分、スタジオ盤とライブ盤はキーが違うらしい。ライブでは下げてあるということだけど、いままでそれほどライブを聴いてきてはいないけど、全く気が付かなかった!早速家に帰ってから調べてみたら、たしかに最後のセクションに行く前のディミニッシュのコードが違う!ディミニッシュだから転調に気づかなかった!うまく出来てるもんだ。

2018/3/18(5回目リハ)
この前の3/4に予定されてた練習が都合で二人来れなくなり、「そして三人が残った・・・」では練習にならないということでキャンセルになったので、すこしだけSupper’s Redayの準備が多く出来たけど、それにしても大変!この日も結局岩崎さんが来れなかったので、キーボードなしの4人で練習。でも私にとて初のSupper’s Ready。キーボードパートは全部中島さんが歌うという謎の練習だったけど、ついにSupper’s Readyを弾いてる!という感動もありつつ、やっぱり初めてだとわりとグダグダ・・・とくに自分の足鍵盤がひどい・・・というか、この日はなんと中島さんからオベーションの12弦ギターを渡され、それで弾くということに!なかなか素晴らしい!見た目も音も弾きやすさも完璧。普段弾きにくいダブルネックを弾いてるので、安心感がある!といいつつ、オベーションってボディの裏側が丸っこくなってるので、足にしっかりのせないと弾けないことが判明。つまり、右足でタウラスを演奏すると安定しないのでギターもろくに弾けないことが判明。なので、急にタウラスは左足で演奏することに変えました。って、すぐには出来ないんだけど。
しかし、この曲に限らずだけど、キーボード無しで練習するのはなかなか大変。キーボードの無いジェネシスって不気味なカラオケのようでした。
One for The Vineのイントロがギターだけって・・・かなり笑える。

松田さんのギターを録画した動画(のキャプチャー)。

そして実家に帰ってshergoldの12弦ギターを持って、アー写(?)の撮影。

2018/5/27(6回目リハ)
ついに5人全員揃ってSupper’s Readyの練習!前月の4月、まるまる練習を休ませてもらったので、私だけ久しぶり、そして相変わらず覚えきれてないSupper’s Ready。でも一応だけど通して最後まで行きました。やはりみなさんはしっかり覚えてるので、私はもう少し修行が必要ですね。
ところで、この日は初のRipplesを演奏しました。これもまた、何度もギターのコピーをトライしてきたけど、全然わからなくて困ってました。しかし、前回のリハーサルのときに松田さんに一人で弾いてもらったのをビデオで録画して、家で見ながら音源と聴き比べ、なんの音が足りないか調べてるうちにマイク・ラザフォードが弾いてそうなギターのポジションを発見!そして、数日かけてコード・プログレッションを把握!しかしジェネシスすごい・・・

アルペジオまではコピーできなかったけど、弾いてる雰囲気だけは再現できるようになりました。なので、一応曲も演奏できるように。そし、更に訳がわからないことに、この曲は途中からギター・シンセになるということで、そのパートを探してコピー。シンセになるともう、ハケットなのかバンクスなのか、ラザフォードなのか、わけがわからない!といいつつ、後半のシンセギターらしき音をコピーして、だいたい対応できた。
というか、この日のリハーサルは新たに倉庫からギター・シンセが出てきました・・・どんだけ楽器があるんだ、このバンド!ギター・シンセと言ってもRolandのGR-30という普通のギターに装置をつけるもので、確かにギターでストリングスの音とかが出る!そんなわけで、この楽器でRipplesに対応。そして、タウラスも演奏。途中のタウラスはフィル・コリンズが手で弾いてるらしいので、中島さんと振り分けて弾くことに。
ある意味一番難関だったRipplesも一応演奏できたので、これでついに全曲さらうことが出来た!次は全曲普通に演奏できるようになることが目標!
次のリハーサルから通して演奏することに。全20曲くらい?いや40曲くらい演奏してる感覚だけど・・・

倉庫から出てきたギター・シンセ。

2018/6/17リハ(7回目リハ)
この日の練習はやっと前半通しリハーサル。Dukeの流れからRipplesまでをやることに。まずはBehind The LineからDuke’s Endまでの流れ。家でいろいろライブを聴いたり久しぶりにスタジオ盤を聴いたりして、いろいろ怪しいところを確認していく。実は一番コピーできてないのがDuchessで、これ、厳密に言うと、どのギターをコピーするべきなんだろう?と思った。この頃ってメインギターをダリル・スチューマーが弾いてる曲もあれば、マイク・ラザフォードが弾いてる曲もある。復刻創世記は自然にリードギターは松田さんでベースとサイドギターが田原さんだったようなので、例えばDuke’s Travelとかは松田さんがマイク・ラザフォードで田原さんがダリル・スチューマーだったようだ。で、Duchessなんだけど、たぶん、バッキングと思われるコード主体のギターと、ギター・シンセのタッピング、それとタウラスだけど、復刻創世記ではタッピングが田原さんでコードが松田さんだったようで、そのままそれを受け継ぐことになってしまい、足鍵盤しながらタッピングをことをやることになっていた。そのコンビネーションは思ったより難しい。足はシンコペーションがあるけど、手(タッピングは右手ハンマリング・プリングは左手)はその感じとはちょっと違う。家で練習してみたけど、そんなにうまくいかない。まぁ、もう少し練習が必要そう。あと、イントロのアルペジオの再現が難しい。多少適当にやってるっぽく、完全に同じにするのは難しく、そして、岩崎さんや松田さんも完璧に同じにしているかどうか把握できない・・・これはもう少し時間がかかりそう。

他のDuke関係の曲は結構弾けるようになってる。しかし、数箇所、タウラスとベース、両方弾くところがうまく出来ない。難しすぎる!しかし、練習すれば出来る。家でタウラスの練習がしたい!!
RobberyとOne of the Vine、これもちゃんと復習さえ出来てれば9割位は弾けるようになった。まぁ、1割くらいはまだ曖昧なんだけど、One for the Vineの足との兼ね合いも今となってはDuke’s Endほど難しくもないし、ギターも出てこない。
Ripplesは前回からそれほど進歩してないけど、とりあえず、すこしこなれてきた。あと、今回はギター・シンセをもっとうまく使うためにマニュアルを探して読むべき、という課題も見つかった。家に帰ってから、マニュアルを探したらすぐに見つかった。

この日Duke’s Travelの演奏後に中島さんが何か問題がないか確認したところ、岩崎さんが曲中一箇所、中島さんのドラムフィルが分かりづらくて次に行けないところがあるところを指摘。確かに、そこのドラム、失敗してるのかどうなのか、よくわかってなかったので、そこを実際やってもらうと、やっぱり変。たぶん、間違えて覚えてしまっているのだろう。気になったので、家に帰ってからそこを細かくコピーしてみた。実際に聴いてみると確かに中島さんが演奏してたより音が一つ多い。中島さんはそこを休符にしてしまってたために、演奏が合わせづらかったのだろう。しかし、その小節を自分で演奏することをシミュレートしてみると、ちょっと変だけど右利きの自分に置き換えてシミュレートしてみると、ライドの刻みは右手で、4拍目のから入る3連は左手スタート、とか考えてたら、一箇所腕がクロスしてしまう・・・簡単なフィルインな気がしたけど、フィル・コリンズはどうやって叩いてるんだろう・・・?と疑問に思いつつ、簡単に譜面に書いて中島さんに送ってみた。そうしたら、それを中島さんが叩いた音源が送られてきて、ちゃんと叩けてる!どうやって叩いたんだろう?

ちなみに書いた楽譜は、こんな感じ。

2018/7/15リハ(8回目リハ)
前回の練習(7/8)もセットリスト後半のリハーサルだったけど、GOMES (GOMES THE HITMAN )のライブがかぶったために欠席してたので、この日が私にとっては最初の後半通しリハーサル。In That Quiet EarthとAfterglowから練習。家でだいぶ覚えてきたけど、やはりギターからベースに入れ替わる(特にAfterglow)が全然できない。ペダルベースの音を止めつつ、エレキギターの音を消して、エレキベースの音を出す・・・この3つの動作を同時にやるためには・・・
たぶん、エレキギターからベースはスイッチのセレクターで移動する。ペダルベースはdecayボタンをオフにすることで音が止まることは知っていたので、そうするとする、しかしそれと同時に、ギターからベースに右手と左手両方移動しなければならない。スイッチは、右手でやるしか無いとおもんだけど、そうなると最後の音をピッキングしてすぐにスイッチ、そして、ベースの弦を弾けば行けるのだろうか。リハでは全然出来なかったので、家に帰って少し練習してみる。家ではギターやベースのスイッチが入りっぱなしでも問題ないけど、スタジオだとやっぱり弦がフィードバックするので、切り替えるしか無い。

Firth of Fifthは源中さんはArchivesバージョンで演奏してるということだったので、多少コピーしてきて、合わせるところを確認。Archivesのバージョンはピーター・ガブリエル時代なんだけど、ベースのフレーズが変わっちゃう前で、やはりこっちのほうが好み。その前までコピーしてたSECONDS OUTのバージョンだと、前にも書いたけど、最初のメロディの後半(9~16小節目)が普通にルートにいくベースになっているけど、ピーター・ガブリエル時代は、変なベースラインで、そっちのほうが魅力的。あと、フルートの前のセクションのコード進行がSECONDS OUTだとD -C となるけど、もともとはD- Am(ベースがAに行くだけだと思うけど)で、これもこちらのほうがしっくり来る。あと、ギターソロのあたりのフレーズもだいぶ違うけど、これもほとんどは元のほうが良い。でも少しだけSECOND OUTの方が良い部分もあるので、混ぜちゃおうかと思う。
さて、Supper’s Ready、この日は岩崎さんの機材のトラブルなどが多くて、なかなか通せなかったけど、一応最後まで曲を追うことが出来るようになった。多少間違えたり、曖昧なところがあるけれど、なんとなくなら出来る・・・というレベルまでこれた。

そしてこの日は初めてスタジオでDrum Duetを聴いた。本人たち(中島さんと源中さん)はイマイチと思ってるみたいだけど、なかなか良い感じ!演奏自体はまだクオリティがあげられるかもしれないけど、よくこんなドラムだけの音源を再現できるものだ!と感心した。そして、よくわからないけど、みんな自然にLos Endosに入れる。さすが! Los Endosの自分の演奏もちょっと曖昧だけど、まぁ、雰囲気だけは出来るようになった。どこまでフレーズを完コピに持っていけるか、あとは記憶力との勝負だろうか。

さて、この日はなんといきなり、リッケンバッカーのベースが出てきた!中島さんのリクエストでWatcherとHogweedをリッケンで弾いてほしいということで、よろこんで弾かせてもらった。ちゃんと弾くのはほぼ初めてなんだけど、このリッケン、すごく弾きやすい!!そして音もいい・・・と思う。というか、弦が錆びすぎてて、指をこするだけで痛いし、ジャックの接点不良で音も怪しい・・・といいつつ、少し弾いてたら良くなってきたので、この二曲はリッケンで練習できました。Watcher、ちょっと曖昧なところがあるけど、これもほとんど把握できたし、Hogweedはだいたい弾ける、というレベルにまでなった。二回やって二回ともAメロに戻るところ間違えたけどw
さて、残り、Lamb LiesとThe Musical Boxだけど、とりあえずThe Musical Boxのために12弦ギターのチューニング。なかなか大変。これ、本番もそうすることになりそう。そして、Lamb Liesもまぁまぁ、弾き終わってみたら・・・The Musical Boxって12弦ギターがないと始まらない!!ということに気づいた。この流れが把握できてなかった。歌もギターのコードが変わらないと始まらない!失礼しました。次回までにはこの流れを把握しておきます。
という感じで、一通り、前回、今回の練習で10月ライブのレパートリーを把握できた。あとは細かく覚えていくことと、楽器の扱いに慣れること・・・そんな感じでしょうか。

2018/8/5リハ(9回目リハ)
このリハーサルは6月以来の前半リハーサル。だいぶDukeの流れもうまくできるようになってきた。ところで、暗譜するつもりはあったけど、なんか無理そうな気がしてきた。普通に曲を演奏するだけなら見なくても弾けるけど、こまかいオブリガートなどもライブの再現しようとしているため、そこまでは流石に覚えきれない。しかし、自分がだいぶできるようになってくると、他のパートも気になってくる・・・間違えてるのか・・・それとも間違えて覚えてるのか・・・?しかしそこを検証しだすと莫大な時間がかかるので、とりあえず保留。
One For The Vineのサビ(?)終わりの「no no no,this can’t go on,」の部分が合わなかったので、ちょっと検証してみたけど、ここ、自分は当たり前のように5/8+5/4で取っていた。でも源中さんにきいてみたら、4/4+7/8で取っていた・・・う~ん。合わせづらいわけだ。

あとこの日の問題はRipplesの中間部、私が弾いてるギターシンセのコードが合ってないと・・・確かに不自然なところが多少あるのだけど、実はギターシンセのエラーもいくつかあるという問題が。でもその前にDuchessのためにタッピング・モードというのにしてみてたので、戻してみたらエラーが減ることに気づいた!なるほど!それでも多少、わからないところがあるので、岩崎さんの譜面を書き写して家に帰って検証することに。
家に帰ってから相当時間をかけてRipplesの中間部の楽譜を書き始めた。しかし、意外に楽しい!数時間かけて半分まで書いて疲れ切ってしまったけど、実際はほとんど自分の楽譜も岩崎さんの楽譜も合っていた。ほんのちょっと違いを変に感じてたのか、多少の間違いなどがあるのか不明だけど、少しスッキリした。しかしキーボードをコピーするのは大変!
次回はまた少し練習に行けないけど、後半こそ頑張らねば!

プロフェット10やARP QUADRAが出てきた・・・凄い。

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復刻創世記日記(その1)

もう2ヶ月前の話ですが、復刻創世記、加入後初ライブが終わったので、もうネタバレOKと思いますので、今までの経緯をブログにしました。復刻創世記日記(復刻創世日記でいいのかな?)、あまりにも長いので全3回に分けたのですが、1/3でも長いかも知れません・・・まずは14ヶ月ほど前から始まり、2018年の2月まで。

2017/10(In The Beginning)
10月某日、facebookでだったと思うけど、ジェネシスのコピーバンド「復刻創世記」のマイク・ラザフォード(ベース)役の田原さんが亡くなられたことを知った。リアルタイムでジェネシスを経験出来ない私(達)にとって復刻創世記は大事なバンドだし、そのなかの一人でも欠けてしまうと当然ジェネシスの再現ができなくなってしまう。そして実際にライブを見に行ってたので、mcなどから田原さんの雰囲気を知ってる私にとっては、とてもショックな事だった。

たまたま2013年頃、ネットで知ったのか、日本にジェネシスのコピーバンド「復刻創世記」というのがあり、普通に東京で活動していることを知ったので、普段は人のライブに(特に知らない人のライブに)行くことはないんだけど興味があったので、これまた今までの人生で行ったことないようなライブハウス「目黒Live Station」に見に行きました。そしたら、相当楽しいライブだったし、実際にジェネシスが使ってる楽器を使ってのライブは、なかなか感動ものでした。
後日、勝手にその感想をブログに書いたのをボーカルの中島さんに発見されてしまい(後から知ったけど松田さんが先に発見したらしい)、その後知り合いになり、中島さんが私の関係のライブを見に来てくれたり、私も復刻創世記のライブを見に行くと挨拶する感じでした。
そういう感じで東京での復刻創世記のワンマンを楽しみにしてる日々だったので、田原さんの訃報はショックでした。そして、その割とすぐあとに中島さんからfacebookを通じて「マイク・ラザフォード役をやりませんか?」という連絡を頂いた。一瞬悩んだ(というのは自分でやると、ライブを見に行けない・・・)けど、自分もジェネシスのコピーをやりたいと思ってたし、田原さんの代わりが出来てバンドが前に進むことができるなら、と思い引き受けさせてもらうことにした。

それからまた数日後、メンバーと一度会うことになり、中島さん以外はほぼ初顔合わせという感じで、マクドナルドでコーヒーを飲みました。そして、言ってしまえばやや強引に田原さんの形見分け(?)的にダブルネックの12弦ギターとベースがくっついてる楽器を渡され、そしていま復刻創世記が演奏してるレパートリー、元の音源、前回のライブのブルーレイなどを渡された。一応聞いてみたけど、楽譜とかはないらしい・・・ジェネシスをコピーして、ほとんど暗譜してだれも構成を書き出したりしないでやっているようである・・・なんていう根性(愛情?)だろう。そして早速ジェネシスのライブで、マイク・ラザフォードが何をしてるかの話などを聞いたけど、とにかく感心する。わかってるつもりではいたけど、基本的にベース、そして12弦ギター、そしてベースシンセ(足で弾くやつ、主にムーグ・タウラス)なんだけど、それを場合によっては1曲のなかで弾き分けてるらしい。あと、復刻創世記のメンバー間での会話の中に「ナナロク」とか「ナナナナ」とかいう言葉が割と使われてる。一応意味を聞いてみたら、「1976年のライブ」、「1977年のライブ」という意味らしい。そうやって言うのか・・・そして、この日は割とあっさり、コーヒーを飲んだら解散。後日メールでリハーサルをしてみる予定を立てることにした。

これが預かったWネック。だいぶでかい・・・そして接触が悪いので、掃除をすることに。

弦を16本外して、開けるのも大変。

2017/11(家で予習)
10月にレパートリー、音源、DVDやブルーレイを預かり、11月の19日が最初のリハーサルになった。最初は3曲やってみることにしたんだけど、ベースの曲を中心にすれば、簡単にできるでしょう・・・と思い、一ヶ月近く余裕もあり、コピーを始めてみたら・・・とてつもなく大変!

最初の練習ではBehind the Lines、Robbery, Assault and Battery、Firth of Fifthの三曲をやってみることにしたんだけど、とりあえずRobberyのコピーに2日以上かかった。Firth of Fifthも2日くらいかけてコピーしてみたんだけど、とりあえずコピーのしやすさからスタジオ盤をコピーしてみた。そして、ちょっと弾けるように練習してみてから実際に演奏するライブ盤(復刻創世記はライブ盤を再現している)を聴いてみたら・・・あれ?結構ちがう!完コピを目指すとなるとだいぶ違う!というわけで、それからまた数日間は今度はライブ盤のコピーをすることに・・・完全に二度手間になってしまった。
しかし、二度手間ではあったけど、それはそれで面白い発見があった。Robberyのライブ盤を聴くと、マイクって結構適当に弾いていることがわかった。ジェネシスというと全部こまかく決めて、ライブでもスタジオの再現というイメージがあったけど、ドラムのフィル・コリンズが結構ライブだと新しいアレンジで演奏することは知ってたけど、マイクも結構適当に変えながらベースを弾いている。
Robberyでも逆にスタジオ盤だとハッキリとフレーズが決まってないところでも、ライブだと決まっていたり、また逆にライブだからちょっと違うフレーズにしてたり・・・と、いろいろある。しかしアンサンブル的には大して違いはないので、割と簡単にコピーをし直すことが出来た。

Robberyで面白かったのは、いままでなんにも気にしないで聴いてたので全く気づいてなかったんだけど、2コーラスほどやったあとに派手なソロパートがあり、歌に戻るんだけど、戻った3番の歌だけキーが違うってこと。そして、3番だけサビ(?)も違うし、簡単な曲のようでも、普通の曲3曲分くらいの情報量はある。それだけコピーが大変だっていうことだ。

さて、Firth of Fifthのほうは更に大変。実はライブ盤だとかなりアレンジされちゃってる。逆にスタジオ盤は「おい、それ間違えてるだろ!」っていう突っ込みどころがあるくらいだけど、ライブ盤は「好き勝手弾きすぎだろ!」っていう感じ。そして、フレーズなどはやはりスタジオ盤が秀逸。ライブになるとちょっと凡庸な印象がでてくる。しかし、これはスタジオ盤を聴いて育った私だからそう感じるのかもしれない。例えばAメロの後半、歌を歌いだしてから9小節目以降、スタジオ盤だとEのコードに対してBからBにスライドアップするというジェネシス特有の分数コードであり変なアレンジ。これがライブだとわりと普通にEで弾いている。しかし、ギター・ソロのあたりはスタジオ盤はAmのコードなのに思いっきりAメジャーのフレーズを弾いてたりする(あまり目立たないけど)。ライブ盤はマイナーになってるけど、好き勝手にフレーズを弾いてるので、コピーが大変。というか大変な思いをしてコピーをしたところでその適当に弾いてるフレーズを全部覚えてそのまま弾くのだろうか?オレ・・・という状態。いちおう頑張って譜面(メモ)を見ながらな9割くらい弾けるようにしておいた。
この曲で驚いたのは、ギターソロの後半8小節ずつベースとタウラス(足鍵盤)が入れ替わるということ・・・何やってるんだ、ラザフォード!8小節ベースを弾いたと思ったら、次の8小節はタウラスで白玉ベース。そしてギターでコードを弾いているんだと思う。その次の8小節はまたベース、次はまたタウラス・・・。アレンジとして確かにそれを聴き続けてきたし、それが素晴らしいけど、実際に演奏するとき、どうやって使ってない方の楽器(この場合ダブルネックのギターとベース)の音をとめるんだろう?家でコピーしてる段階では足鍵盤(タウラス)はないので、実際にスタジオに行ってやっていないとわからない。

さて、そんなわけでBehind the Linesは、もう最初っからライブ盤をコピーすることにした。この曲はタウラスとベースが両方使われていることは割りとすぐに分かる。そして、コピー自体もそれほど難しくないし、演奏もそれほど難しくない。ま、それにしてもそこそこ長い曲なので、やはりコピーや練習に数日はかかってしまった。とりあえず、一ヶ月弱でたった三曲!(あと数曲、興味がある部分はコピーを始めてたけど)初めてのリハーサルに挑むまでがとても大変だった。

2017/11/19(1回目リハ)
そして最初のリハーサルがこの日。場所は前に別のバンドで使ったことあるスタジオなので、問題なくスタジオに到着。そして、まず最初にする作業が・・・
中島さん(フィル・コリンズ用)のドラムのセッティング、タウラス(スティーブ・ハケット用とマイク・ラザフォード用の2台)のセッティング。そしてキーボードの岩崎さんはたぶん4台くらいのキーボードのセッティング。とにかく普通のバンドに比べてはるかにセッティングが大変。
そして自分のセッティング。田原さんが使っていたエフェクターボードがあるのだけど、シールドが二本束ねてるやつがおそらくダブルネックに使ってたものと判断して、ギターとベースにさして、それぞれギターアンプとベースアンプにさす。そして、他のシールドをタウラスに繋いでとりあえず、ベースアンプに入力がふたつあるので、そこに繋いでみる。その他にもsan sampのベースドライバー、BOSSのEQ、OD、Synth、パワーサープライ、YAMAHAのディレイなどがあり、ベースドライバーは使うことにした。そしてパワーサプライも使おうとしたけど、使い方が・・・よくわからないので、あきらめて自分で持っていったパワーサプライを使うことにした。その他、余裕をみてはいろいろエフェクターボードの中のものを試してみたけど、いろいろ使えない・・・ま、とりあえず、シールド数本と、ベースドライバーだけでも良いとして、使うことに。

とりあえず、Behind the Linesを演奏しみるけど、意外な難点が!まず、ベースがダブルネックのため、だいぶ下にあるので、低い方のフレットは手が(指が)届かない!かなりきつい!なので、90%くらい弾けるようになってたのが、実際には80%くらいのクオリティになってしまった・・・。でもメンバーみんな久々にベースありでリハーサルをしてることになるので、とても喜んでもらえてよかった。こっちもかなり興奮する。Behind the Linesのイントロって最高だしね。そしてタウラスを踏むのも最高。タウラスの音、本当に最高。
そして、Robberyも演奏してみるけど、こっちもやはり手が届かない問題はありつつも、だいたい弾けた。しかし、やってみて気づいたのはバンドだとやはりメンバーそれぞれの癖があるので、レコードに合わせて弾くのよりちょっと難しい。無視できる部分もあるけど、無視できない部分、特にテンポ感なんかは原曲のままやるよりドラムに合わせたほうがいいのかも。でもしかし、メンバー流石にほぼ完コピしてあるので、合わせづらいところはあっても、ほぼ原曲のまま再現されてるところがすごい!
さてFirth of Fifthだけど、岩崎さんがちゃんとイントロも演奏してくれる!最高ですね。そして、曲が2分位したところで、マイク・ラザフォードが弾くギターのパートがあるんだけど、やはり、急にギターが弾けない!そして切り替えられない!しかし、松田さんのギターの音の再現性が高くて笑える!最高!
しかし、Firth of Fifthをやってみてわかったのは、やはりギターとベースをダブルネックで切り替えて弾くのはとても難しい。スイッチで音を切るべきか、ボリュームで切るべきか、ペダルなどで切るべきか・・・とにかく慣れないと出来ないような気がする。なかなか長い道のりかもしれない。ベースはコピーできるけど、こういうところが難しい。

さて、ついでにちょっと前にマクドナルドでコーヒーを飲みながら教わったはなしだけど、Turn It On Againのベースは4分音符で踏んでディレイで8分にしてるという話があったので、早速YAMAHAのディレイを繋いで試してみた(YAMAHAのディレイの接触がわるくてちゃんと使えなかったりする問題があったけど)。そして、あまりコピーしてないので適当だったけどTurn It On Againも演奏してみた。それ以外にもコピーはしていなかったけど、Los Endosも演奏をしてみた・・・というよりしてもらった。適当にAでベースを弾くくらいならできるし、少しだけ弾いてみながら皆さんの演奏を楽しんでいたけど、3分くらいたったところで、演奏が止まってしまった・・・と思ったら、そこで始まるアルペジオを弾くのがマイク・ラザフォードだった!それを弾かないことには曲が続かない!でもとりあえずコピーもしてないので、中島さんが口で歌ってくれて最後まで演奏した。最後のSquonkの部分は一人で演奏して見たことがあったので、適当に参加してみた。
さて、無事にリハーサルも終え、楽器の片付けもして、次のリハーサルを決めたら、あっさり解散。そっか、練習が楽しみでやってるわけだから、練習のあとになんかする必要ないんだなw

初タウラス!

2017/12/17(2回目リハ)
さて、前回の練習から一ヶ月くらいあいたので、またレパートリーを増やすべく、One for The VineとLos Endos、Watcher of The Skiesをコピーして挑むことにした。One for The Vineって聴いたことはあるけど、曲名もしってるけど、どんな展開をするかまでは覚えてない程度の曲だった。なんせアルバム”Wind And Wuthering”はいつもアルバムで聴いてたし、同じフレーズが曲をまたいで出てくるし。サビのフレーズや間奏のリズムやシンセのフレーズ、イントロや数回出てくるギターのフレーズなど、たしかにどれもよく知ってるけど、曲の流れまではわからない・・・という感じで実際コピーしてみてわかったのはとにかく曲が長い!10分以上ある。そして、サビだと思っていたところは一回しか出てこない。しかしよく出来てるいい曲だ。間奏がかっこよすぎて楽しみすぎる!Los Endosも弾けるというレベルではなかったけど、コピーだけはしておいた。
Watcherはよく知ってる曲だし、ま、ほとんどフレーズも覚えてる感じだったので、コピーはわりと楽だった。しかし、最後のリズムがどうやってるかわからなかった(本人たちのリズムもだいぶゴリ押しなので、わかりづらい)のでちゃんとコピーしてみたら、なるほど・・・良く出来てる。面白い。そして、これを演奏してる当時の若者ジェネシス、恐るべし!という感じ。しかし、この曲もライブ盤を再現するためライブ音源をコピーしてるんだけど、貰った音源の音が悪くて、だいぶわからない。なので、この曲はまたスタジオ盤から音をとっておいた。そして違う場所、数カ所を覚えていった。

さて、実際のリハーサルになると、One for The Vineはタウラスを弾きながらベースを弾かなければならない場所が一箇所あり、そこが思った以上に出来ない!
ちなみにジェネシスは普通のロックバンドと違いキーがAm、C 、E、Gなんてことがないので、ちゃんと覚えておかないと感覚で弾けない。ベースもA♭-Fm-D♭-G♭という感じなので、フレットを覚えておかないとパッと弾けない。そして、足鍵盤も見ないと弾けないので、足もフレットもみるのが難しい!何だこのバンド!というわけで、実際、次回までに何の練習が必要なのかわかった。
Los Endosも前回よりはちゃんとコピーしたから弾けたけど、一部フレーズを覚えないと弾けない(譜面じゃ早くて追いつけない)場所があるので、次回までの課題がわかった・・・という感じだった。
そしてWatcherだけど、イントロが始まった瞬間・・・「そこはタウラスです・・・」って言われて、「え!?」オルガンの低音かと思ってたのタウラスなんだ・・・全く音とってない・・・しかも適当に記憶で合わせようと思ったけど、転調が多すぎてわからない!なかなか難しいバンドだ。そして、リズムが入ってきても、ハイハットとギターとベースの出て来る順番がよくわかってない・・・私。そして、ライブ盤の違いも2箇所ほどちゃんと覚えてなかったところがあったので、結構ボロボロ・・・なかなか難しいもんだ。

でも、リハーサルも2回めになると、みんながどんな感覚で演奏してるかがわかってきた。やはりみんな自分のことでが手一杯でそれほど他人の音の再現度を気にしてるわけでもないかな・・・と思わせておいて、「そこライブだと、こういうフレーズが入りますよね・・・」と指摘されたり!目立つフレーズはちゃんとコピーしないとすぐにバレる・・・、けど次からまずおおまかにコピーをしてから細かく詰めていくことにしようと思った。
ところで、この日は前回やった三曲もリハーサルしてみたんだけど、びっくりするくらい弾けなくなってて驚いた!一ヶ月弱でほとんど忘れてしまうんだ!つまり今後、リハーサルの前には、前にやった曲もさらっていかないと大変なことになってしまう・・・ということがわかった。

その後、2018年のはじめ、メールでライブが決定した報告をもらった。2018年10月28日なので、だいぶ先なんだけど、その前に仮押さえした9月の連休はすでに岩崎さんがNGのため10月に。またこれからしばらくあとだけど、19年の2月には関西でのライブも決まった。こちらは対バンありのようで、ELPのコピーバンドと対バンのようだ。コピーバンドと対バンって書くと学生のようだけど、こっちもコピーバンドだった!全く知らない世界だなぁと思った。

2018/2/11(3回目リハ)
1月の練習が急遽できなくなったので、3回目のリハは2月になりました。この日までの自分の課題はDuke’s Travel~Duke’s End、そしてThe Lamb Lies Down On Broadway~The Musical Box(エンディングだけ)、Return Of The Giant Hogweedという感じだけど、2ヶ月ちかくあったので、In That Quiet Earth~Afterglowもコピー始めました。あと、できるところからSupper’s Readyも。Dukeに関してはほぼベースだし、タウラスの感じもわかってきたので、わりと簡単にコピーも出来たし、演奏もそれほど難しくない。今まで通りで行ける感じ。Return Of The Giant Hogweedは、まだマイク・ラザフォードがバリバリベースを弾いてる時期で、音もえげつないファズの音。スタジオ盤を参考にしながらライブ盤の音をとったけど、まぁ、90%くらいは取れる。少しだけわからないところがあるけど、ま、それはいずれ突き詰めることにしてOKということに。Lamb Liesもコピーはできる。スタジオ盤と違うなぁ・・・と思いながら、一応ライブ盤をコピーする。

ところで、Lamb LiesやReturn Of The Giant HogweedはどうもFuzzを使ってるような音がする。ふと疑問に思ったので、復刻創世記のメンバーに当時のマイク・ラザフォードが使ってたエフェクトがなんだか知ってるかメールで聞いてみた。そしたら、さすが、ちゃんと答えが返ってきた!明確な答えというわけではないけど、当時の写真や、ハケットがカラーサウンドを使ってたこと、また参考になりそうなURLまで教えてくれた。と、いいつつ、私はFuzzらしいFuzzといえばBrassMasterの回路で作ったものしか持ってないので、リハにはそれを持っていくことにする。

さて、問題はThe Musical Box。聴いてみると、メインのアルペジオのギターはマイク・ラザフォードが弾いてる気がする。途中からハケットが別のギターで入ってくるし、念のため復刻創世記のブルーレイで確認してみたけど、やはり田原さんが弾いているので、コピーしなくてはいけない。ちなみに、コピーするライブ盤、スタジオ盤など聴いてみても、アルペジオのパターンなどにバラつきがあるけど、基本的には同じように弾いていると思われる。

ところで、ジェネシスのアルペジオのコピーはとてつもなく大変だ。まず、二人で弾いてることが多いので、マイクの音だけを探す作業が必要になる。基本的にもらってるライブだと右のスピーカーがマイクのようだ。それと、このThe Musical Boxのように一人で弾いてることがわかっても、ポジションを探さなくてはいけない。たまに動画で参考になることもあるけど、マイクの手元がよく見えることも稀だ。そして、アルペジオで弾いてる音の順番と弾いてる弦を探さなくてはいけない。大体のアルペジオはコードを分散させてるというより、フレーズのように弾いてるので、弾く順番でフレーズが決まっている。そして、よく聴くと、その音がオクターブでなっている場合は複弦、つまり3弦~6弦になる。そして、アルペジオの一番高い音は普通のギターならたいてい1弦でひいてるものだけど、12弦ギターの場合は3弦の複弦が一番高いので、そこから探す場合もある。
とにかく、必死の思いでThe Musical Boxのアルペジオをとりはじめたけど、とてつもなく難しくなってしまい、それに自分の手だとほとんど届かない・・・という結論になってしまった。田原さんの演奏を聴いてみても、いくつか音が違うというか、端折っている感じがした。まぁ、それでも良いのかもしれないけど、正解を探したい。とりあえず、弾けないけど音はとってみた・・・という状態でスタジオに行くことにした。

ちなみに、スタジオでは案の定、全然弾けなかったw ほんとにすみません・・・と思いながら、これって一生弾けないんじゃないか?とさえ思える。そしたら、なんと、やはり・・・「マイク・ラザフォードは変則チューニングでやってるらしい。」ですと!先に言ってくれ!っていうのは置いておいて、多少その可能性も考えたけど、まぁ、わからないし、手が届かないけど、ほぼ再現できると思っていた。しかし、The Musical Boxのときだけ、マイク・ラザフォードがギターを変えてるらしいことから、変則チューニングで演奏してることは間違いないかもしれない。そして、それに関する情報が2007年のライブ盤のライナーで本人に語られてるらしいので、それを中島さんに後日送ってもらうことにした。
結局スタジオではReturn Of The Giant Hogweed、Duke、Lamb Liesをやってみてたけど、なんと岩崎さんが急患(!)手術(!?)のために早退することに。残された四人で曲をやろうとしたところ、あまりよくわからないので、私の質問タイムの日になってしまった。一応In That Quiet Earth~Afterglow、Supper’s Readyのギターのこととか、分かる範囲で色々聞いておいて次のリハーサルにつなげることにした。

田原さんのBass Driver DIを持って帰って掃除。自分のと比較してみる。